名づけには控えたい漢字一覧

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それぞれの漢字には、成り立ちや意味があります。

名づけに使える文字ですが、あまり良くない意味や不吉なものなどは、名づけに好ましくありません。
ここでは、名づけには控えたい漢字をご紹介します。

読み方:あい

「哀」は、悲しむ様を表します。

もともとは、死者が身に付ける衣服のえりもとから形どられた文字。

悲しむ様子や、死者の衣服を連想されるところから名づけに込められる意味に適していません。

読み方:あな、けつ
住居から形どられた「穴」の文字は、一見名づけに使う文字として問題ないイメージ。

ですが、欠点や損失、あるいは人体の急所という意味も表しています。

文字の意味から、名づけでは控えたい文字となっています。

読み方:こ、か、から
木が枯れて固くなった様を表す「枯」。

「枯渇(こかつ)」と書いて、衰退して衰える様を表し、あまり良いイメージではありません。

読み方:しゅう、お
物事のおわりを意味する「終」の文字も名づけには適さない意味。

文字の成り立ちは、巻ききった糸玉を意味しています。

読み方:じゅう、しゅう

「渋る」という言葉は日常用語としてもよく使われます。

とどこおる、やにがにがしい様子を表す漢字です。

もとは、流れる水と立ち止まっている足を表す象形文字が組み合わさった文字。子どもの名づけには控えたくなりますね。

読み方:せん

「詮」は文字単独でみると「あきらかにする」「そなえる」などの意味で悪い印象ではありません

しかし、罪人を調べる意味の「詮議(せんぎ)」や、うるさく調べる「詮索(せんさく)」などの使い方をするため、名づけでは控えることが多いようです。

読み方:てき、しずく

「滴」は、流れる水や神を祭る台などから形づくられた文字。

決して悪い成り立ちではありませんが、しずくが落ちる、たれる様から能力がこぼれ落ちる印象につながり、名づけに使う文字としては控えることがあります。

読み方:ぼう、ぼく、もう

「冒険」と聞くと、決して印象の悪くない漢字「冒」。

もとは目の部分だけが開き、顔をすっぽり覆ってしまうかぶりものから形どられた文字です。

「将来のことを考えずに進む」といった意味もあり、名づけでは控えたくなりますね。

似ている漢字に「昌」がありますが、こちらは逆に栄えることを意味しています。

読み方:ゆう、う

「憂」は、「思い悩む」や「つらい」といった意味です。

また、「病気で苦しむ」といった意味もありますので、名前には控えたい文字ですね。

読み方:わく、まど

「まどわす」や「まよう」ことを意味する「惑」。

「誘惑(ゆうわく)」は、悪いことに心を奪われることを表します。

いずれも名づけにはあまり適さない意味です。

成り立ちや意味から控えたい漢字もある

いかがでしたか?
名づけに使えるから、といっても漢字にはさまざまな意味や成り立ちがあります。
名前は生涯ずっと使われるものだから、やはり良い意味を込めてあげたいですよね。

ぜひ、参考にしてみてはいかがでしょう。

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