生まれ年の干支にちなんだ名前も日本人ならではの個性があります。
干支からヒントをもらい、記念すべき年を印象づける名前をつけてあげたい方も多いのではないでしょうか。
日本の干支は12種類ありますが、響きや由来から、男の子の名前につけたい「干支にちなんだ男の子の名前」をご紹介します。
寅(とら)
十二支では「寅(とら)」と書きますが、名づけでは「虎(とら)」の文字も好まれます。
雄々しく強いイメージなので、強く大きく育って欲しい、などの意味が込められます。
- 寅(とら)
- 寅彦(とらひこ)
- 寅之介(とらのすけ)
- 寅雄(とらお)
「虎」の文字を使うとやや現代風な印象の名前になります。「こ」の読み方なら、男の子らしさにやわらかい印象がプラスされます。
- 虎太郎(こたろう)
- 虎南(こなん)
- 虎(たかとら)
- 虎鉄(こてつ)
- 虎貴(とらき)
やや個性的な漢字を使うなら「とら」の意味はありませんが「虎」の字が入っている「琥太郎(こたろう)」もいいですね。「琥」は、琥珀色(こはくいろ)で使われる文字で優美な印象になります。
辰(たつ)
「辰(たつ)」は神話や伝説の生き物。
強くたくましいイメージの「辰」は、男の子の名づけだからこそ使える文字です。
- 辰之介(しんのすけ)
- 辰吾(しんご)
- 辰樹(たつき)
- 辰成(たつなり)
- 辰美(たつみ)
辰年にちなんだ名前は、「竜」や「龍」の文字を使うこともあります。すべて意味は同じで、「竜」は「龍」の略字です。
- 竜太郎(りゅうのすけ)
- 龍生(たつお)
- 竜(りゅう)
- 龍(りゅう)
- 竜吾(りゅうご)
- 竜斗(りゅうと)
馬
午(うま)年にちなんだ名前をつけるなら「馬」の文字がポピュラー。
「馬」の文字は、まさに馬の形からできた文字です。足の速さやパワーが授かるように、という意味が込められます。
- 有馬(ありま)
- 一馬(かずま)
- 修馬(しゅうま)
- 壮馬(そうま)
- 拓馬(たくま)
- 天馬(てんま)
- 春馬(はるま)
- 悠馬(ゆうま)
- 竜馬(りゅうま)
- 龍馬(りゅうま)
- 凌馬(りょうま)
鷹
酉(とり)年にちなんだ名づけでは「鷹(たか)」の文字が使われることもあります。
日本では、神意を問う占いとしてタカ狩りが行われており、賢く気高い人になって欲しい、という意味が込められます。
「たか」の読み方はリーダーシップのあるイメージに、「よう」の読み方は思いやりのあるイメージになります。
- 和鷹(かずたか)
- 鷹雄(たかお)
- 鷹隼(たかはや)
- 鷹山(ようざん)
- 鷹平(ようへい)
そのほかの干支にちなんだ名前
酉
酉(とり)年生まれの男の子なら、「酉(みのる)」くん、という名前も素敵です。文字を見るだけで、生まれ年がすぐに連想できます。
子規
子年生まれなら、文学の世界に通じる名前もいいですね。「子規(しき)」という名前なら、古風ながらも個性的な印象です。
羊太
「羊太(ようた)」くん、なら現代でも違和感のない響きです。やわらかい印象なのでやさしい男の子にぴったりです。
いかがでしたか?
干支にちなんだ名前は、十二支関係なく使われることもありますが、生まれた年を記念して意味を添えられるため、いっそう特別感が増しますね。
名づけの意味付けをより深めたいときは、干支の文字を参考にしてみてはいかがでしょうか。