ひらがなの名前は、女の子ならではのものですよね。
もともと平安時代に漢字を崩す形で書かれるようになった表音文字のひらがな。
授業でも習う紀貫之は女性に扮してひらがなで「土佐日記」を書いたことでも知られ、元来、ひらがなは女性特有の文字でもあったのです。
漢字と違って読み間違えることがなく、意味を複数もたせることもできます。
文字そのもののやわらかい印象もあり、女の子にはぴったり。
今回はひらがなならではのかわいさを持つ、「2文字」のひらがなの名前をご紹介します。
さわやかなイメージのひらがな2文字の名前
・あお
色の漢字だと「青」や「碧」、「蒼」と少し男の子っぽくなる「あお」もひらがななら女の子らしさがあります。
・うみ
さわやかな海のイメージそのままに、ひらがなで柔らかい印象も。
・さく
新月を表す「朔」や花の「咲く」など、二つ以上の意味を持つ言葉。甘すぎない雰囲気です。
・さら
「まっさら」と使うように、全く新しいという意味を持つ言葉です。英語の名前としても「Sarah」は定番ですね。
・さわ
爽やかな印象のある「さわ」ちゃん。子など止め字をつける名前も定番ですが、2文字でもかわいらしいですね。
「ん」で終わるひらがな2文字の名前
2文字で「ん」で終わる名前は漢字が難しかったり、クールになりがちですが、ひらがなならかわいいイメージもあります。
・えん
人との縁や、まるさを感じさせる「円」などの意味を持ちます。響きも含めて、柔らかい印象の名前ですね。
・りん
「凛とした」というイメージを持ちながら、ひらがなならクールすぎない名前に。
昔からあるひらがな2文字の名前
・いと
昔からありますが、最近でも布を紡ぐ糸のイメージから人気の名前です。中島みゆきさんの名曲「糸」の歌詞からとる方も多いようです。
・すず
鈴の音が聞こえるように、周りを明るくさせてくれる印象の名前。古くからある名前ですが、決して古すぎない響きです。
・はる
男の子にも女の子にも人気の「はるちゃん（くん）」。ひらがなならより女の子らしく。
かわいらしいイメージのひらがな2文字の名前
・うた
音楽の「歌」はもちろん、詩という漢字も「うた」と読みますし、「詠う（うたう）」という言葉も。ひらがなならいろんな「うた」をイメージできます。
・にこ
にこっと笑うような、笑顔をイメージさせる名前です。
・ひな
一時はお名前ランキング上位の常連だったひなちゃんも今や定番に。漢字もバリエーションがありますが、ひらがなもかわいいですね。
・めい
生命の芽生えを感じさせる言葉でもある「めい」ちゃん。5月を意味する「May」とかければ、5月生まれならではの名前になりますね。
・もも
「桃の節句」などもあり女の子の幸せを祈る花ともいえる桃を使った名前も、ひらがなならまた違った印象に。
いかがでしたか？
2文字のひらがなの名前はニックネームのようでかわいいですよね。
いろいろな意味も込められるので、漢字ともう一つのパターンとして考えてみるのもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね！
