従来の名づけのルールをはみ出した「キラキラネーム」に対抗し、古風な「シワシワネーム」が見直されている昨今の名づけ界隈。
その中で今回紹介したいのが、スタンダード感のある「郎」で終わる男の子の名前です。
もともと「郎」という漢字には、男子（特に若い男子）を美しく呼んだものという意味があります。
男の子の名づけにこれほどピッタリの漢字もないのではないですよね！
明治安田生命が発表した2017年の名づけランキングを見てみると、100位以内で「郎」がつく名前はなんと１つのみ。
逆に他の子とかぶりにくい「郎」がつく名前は、今、ねらい目です！
今回は特に、「郎」を使いながらも古さを感じさせない名づけアイディアをご紹介していきます。
【朗】を使う漢字２文字の名前
「ろう」「お」どちらでも使える名前
二文字で「郎」がつく名前は「ろう」を「お」と読み替えやすいのが特徴。音の響きやリズム、名字とのバランスを考えて、使い分けてみてください。
- 暁郎（あきろう・あきお）
- 篤郎（あつろう・あつお）
- 敦郎（あつろう・あつお）
- 拓郎（たくろう・たくお）
- 琢郎（たくろう・たくお）
- 達郎（たつろう・たつお）
- 龍郎（たつろう・たつお）
- 哲郎（てつろう・てつお）
- 徹郎（てつろう・てつお）
- 俊郎（としろう・としお）
漢字で古風さを打ち消せる名前
古風なイメージが特に強い「たろう」「いちろう」「じろう」といった名前も、漢字を工夫することで新鮮な印象を与えることができます。
- 汰郎（たろう）
- 壱郎（いちろう）
- 慈郎（じろう）
- 路郎（じろう）
- 志郎（しろう）
- 士郎（しろう）
- 獅郎（しろう）
- 悟郎（ごろう）
- 瑚郎（ごろう）
- 桜郎（ろくろう）
【朗】を使う漢字３文字の名前
「こたろう」
先ほど紹介した明治安田生命の名づけランキングで唯一100位内に入った「郎」がつく名前が「琥太郎（こたろう）」でした。
他の漢字のバリエーションも紹介します。
- 虎太郎
- 瑚太郎
- 鼓太郎
漢字の使い方によって、力強さも繊細さも表現できる名前ですね。
○太郎
こたろうに関連して、「○太郎」という名前を紹介しましょう。
呼びやすいのもこの名前のいいところです！
- 瑛太郎（えいたろう）
- 映太郎（えいたろう）
- 航太郎（こうたろう）
- 紅太郎（こうたろう）
- 奏太郎（そうたろう）
- 爽太郎（そうたろう）
- 蒼太郎（そうたろう）
- 啓太郎（けいたろう）
- 圭太郎（けいたろう）
- 慶太郎（けいたろう）
- 龍太郎（りゅうたろう）
- 遼太郎（りょうたろう）
- 凛太郎（りんたろう）
- 健太郎（けんたろう）
- 賢太郎（けんたろう）
- 悠太郎（ゆうたろう）
○一郎
長男に付ける名前としては、「○太郎」よりもわかりやすいかも。
次男向けの「○二郎（次郎）」にも応用が利く名前をそろえました。
- 宗一郎（そういちろう）
- 慶一郎（けいいちろう）
- 紘一郎（こういちろう）
- 純一郎（じゅんいちろう）
- 雄一郎（ゆういちろう）
- 修一郎（しゅういちろう）
男らしく凛々しい響きを感じさせる、「郎」で終わる名前。
スタンダードな名前が見直される今だからこそ、候補の一つに検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに同じ読みで似た漢字に「朗」があります。
こちらは明るさ、ほがらさを意味する漢字。使い分けの材料にしてみてくださいね。
